解体現場便り - 世田谷区太子堂 重量鉄骨3階建解体工事
今回は世田谷区の重量鉄骨3階建ての家屋です。
敷地いっぱいに建物が建っていたため、理想とする鉄骨用の大き目の重機が入れられなく、内装から3階・2階と手壊しで作業を進めて行きました。
小さ目の重機とは言え鉄骨造の解体となると、かなりの騒音や振動です。
近隣の方々には大変ご迷惑をおかけするのでは…と、クレームも覚悟でしたが、
着工するや否や「ご苦労様!」「頑張って!」など、毎日のようにたくさんのご近所様から労いの声をかけていただき、とても励みになりました。
建物を撤去し基礎上げに入ろうとした時、深さ1.2M 厚さ30cmほどの地中梁が出てきました。
その撤去作業もかなりの振動でしたが…なんと!地続きしているご近所様から、
「すごいね~、地震みたいだね!頑張ってね!!」と、クレームではなく励ましのお言葉までいただきました。
こんなにご近所様に恵まれる現場は珍しい!と思っていたら…理由は施主様にありました。
この辺りの地主様である施主様は、ご近所付き合いも多くとても近隣の方々から慕われていたようです。
現場からかなり離れている方から飲み物の差し入れもあったほどです。
職人の手際の良さももちろんございますが、今回は本当に近隣住民の方々に温かく見守っていただき、なんと工期を予定よりも1週間ほど短縮して完工致しました。
皆様ご協力のほどありがとうございました。