大津市にて78坪の木造工場の解体が完了しました。
解体を行う際には、周辺の環境がどのようになっているか確認する事が重要です。特に接している道路の幅や電線や電柱の状況、周辺に住宅などの建物があるかどうかにも注目して解体する計画を立てていきます。どれも安全な工事を進めていくために重要です。
今回の木造工場は、近くに住宅もたくさんありましたので、周囲の住宅への配慮が必要です。まずは解体工事が始まる前にご近所の皆様方へのご挨拶と解体工事の期間などの説明に上がらせて頂きます。そして少しでも工事の騒音や埃が出ないように養生シートで工場を囲いました。
また接している道路幅は広くはありませんでしたので、重機を持ち込む際にも細心の注意を払いながらの作業となります。ご近所様の塀を傷つけたり壊してしまうと大変です。また今回はフェンスを残しての解体をご希望でしたので、フェンスとフェンスの間を通れる重機を選ぶ必要がありました。ここは熟練したスタッフ達の経験と技術が試されるところです。
様々な課題をクリアして無事に解体工事は完了しました。整地した後の現場を見ると、工場があった場所がきれいに整っています。こうして見ると、こんなに広々とした土地だったというのをあらためて感じました。
大津市にて鉄骨造店舗兼住宅(53坪)の解体工事を行いました。ここの店舗には美容院が入っております。オーニングと屋根やドア、サッシ、植木の緑系の指し色を上手に使っており、可愛らしい建物で色使いのセンスが良いですね。駐車場も広々と完備していて、美容院を利用するお客さんも使い勝手が良かったのではないでしょうか。
解体する建物は鉄骨造なので木造と比較すると工事の期間は長くかかります。柱などの建物の構造主要部分を鉄骨で組み立てていくので、木造よりも頑丈で耐久性も高くなります。その分、壊すのにも時間と労力が必要になるのはお察し頂けますよね。
解体する際にはまず、建物内部に残っている残置物の撤去から始まります。建物の解体工事では、廃棄物をリサイクル法で決められた方法で分別していかなければならないのです。
都道府県にも届け出を行った上で工事が進められていきます。建物を使い終わってからも環境にやさしい解体を行っていきます。
残置物の次は内装材やドアやサッシなどの建具、内部の設備等の撤去をしていきます。
1つ1つ順序良く作業をして分別する方が効率が良いのです。また建物が鉄骨なので金属系の廃棄物も多く出てきます。鉄骨をはじめとする金属系は有価物として引き取られリサイクルされ、最後まで環境にやさしい解体作業が行われました。