2014年6月20日
近江八幡市において木造2階建て住宅(43坪)の建物を解体工事を行いました。
すぐ近くに別の住宅がありましたので、解体作業中は慎重に行っています。工事中に一番気をつけなければならない事は事故起こらないようにすることです。
解体を行う際はまず建物内部の撤去から行います。住まわれていた方が中に残されている家具や家電などがないかどうかの確認から、窓ガラスやサッシなどの建具、石膏ボード、電気設備や浴槽、キッチンなどの建築設備の撤去などをまず行っていきます。これはリサイクル法に定められた決まりから、解体で発生した廃棄物を分別して処分していくためです。重機で全て一気に取り壊していく…というのは一昔前までの話で、現在は手作業で撤去作業を進めながら、同時に分別もしていきます。全てまとめて取り壊した瓦礫の中から廃棄物を選別していくよりも効率的で確実に作業ができます。
内部にある物や瓦の撤去などの分別作業が終わったところで重機を用いた解体作業に入りました。ここまで作業が進めば、残っている物はほぼ木だけになりますので、取り壊した後の廃棄作業が楽になります。
解体時には土埃なども舞いやすいため、必要に応じて水を撒きながらの作業となります。こうした近隣への配慮も欠かさず、安全な解体工事が完了できました。